結婚式を親族婚にすると、ゲスト人数が少ないから、なんとなく費用を節約できる印象がありますよね♪
アットホームな雰囲気や準備の少なさも魅力ですが、なんといっても気になるのが費用の面!
ただ、実際に親族婚を選んだ場合、具体的にどの程度の予算を考えておけばよいのか、なかなかイメージがつかみにくいかもしれません★
そこで、今回の記事では、家族や親族のみを招いて実施する親族婚の費用相場や、費用を少しでも抑えるコツ、親族婚ならではのおすすめ演出も紹介していきますね♪
親族婚にかかる費用相場はケースによって大きく変わる

親族婚にかかる費用相場の具体的な数字を挙げると、5万円~300万円!
親族婚の費用って、実は各ケースによってかなり大きく違ってくるんです…。
「それじゃ参考にならない…」と感じるほどですよね★
ただし、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」による、結婚・結婚式に関する調査データ(※)によると、挙式と披露宴・ウエディングパーティーにかかった費用総額の平均は、343万9000円、招待人数の平均は52人となっています。
343万9000円というのは一般的な結婚式も含めた金額なので、親族婚の場合だと、費用相場は平均よりも抑えられると考えてよさそうですね♪
親族婚の費用相場には大きな幅がありますが、金額を左右する主な要素が次の2点です。
- 結婚式のスタイル
- 結婚式に呼ぶゲストの人数
そこで次に、結婚式のスタイル別・ゲストの人数別に、親族婚の費用相場を見ていきましょう。
【スタイル別】親族婚の費用相場

同じように家族・親族のみを呼ぶ親族婚でも、選ぶ結婚式のスタイルはそれぞれ。
大きく分けて以下の4つがあります。
- 挙式のみを実施する結婚式
- 食事会(披露宴)のみを実施する結婚式
- 式+食事会(披露宴)を実施する結婚式
- フォトウエディングの形で行う結婚式
スタイルごとの費用相場を表にしたのがこちらです!
結婚式のスタイル |
費用相場 |
---|---|
挙式のみ | 20万円~50万円 |
食事会(披露宴)のみ | 20万円~150万円 |
挙式+食事会(披露宴) | 40万円~300万円 |
フォトウエディング | 5万円~30万円 |
どのスタイルで親族婚を行うかによって費用相場が変わってくるのは当然のことですよね★
以下からは、結婚式のスタイル別にそれぞれもう少し細かく費用相場を見ていきましょう!
挙式のみを実施する結婚式
親族婚で挙式のみを実施する場合、費用相場は20万円~50万円です!
挙式にかかる費用はゲストの人数にあまり影響を受けないので、家族・親族のみを招く親族婚も一般的な結婚式も相場は大きく変わりません♪
どこで費用が違ってくるかというと、挙式形式です。
神前式・キリスト教式(教会式)・人前式の費用相場は以下の通り。
挙式形式 |
費用相場 |
---|---|
神前式 | 20~35万円 |
キリスト教式 | 20~45万円 |
人前式 | 5~55万円 |
神社や教会など会場によっても差はあるので、費用を抑えたいのなら会場選びも慎重に!
人前式は場所の選択肢が広い分、費用の幅も大きくなります。
「オプションをたくさん付けて、つい費用がかさんじゃった!」というケースもあるので、注意したいところですね★
食事会(披露宴)のみを実施する結婚式
親族婚で食事会(披露宴)のみを実施する場合の費用相場は、20万円~150万円です!
食事会(披露宴)で主に必要なのは、【(食事+引き出物)×人数+会場使用料】。
つまり、結婚式に来てもらうゲストの人数が少なければ、かかる費用も少ないし、人数が多ければ費用も多くなるってことですね★
それぞれの費用相場は以下の通りです。
内容 |
費用相場 |
---|---|
食事+飲み物(一人あたり) | 1万4000円~2万6000円 |
引き出物の費用相場(一人あたり) | 3000円~7000円 |
会場使用料 | 5万円~40万円 |
たとえば、食事+飲み物を2万円、引き出物を6000円、会場使用料20万円、ゲストの人数15人で予算を考えるとすると、以下のような計算になります。
(2万円+6000円)×15人+20万円=59万円
挙式+食事会(披露宴)を実施する結婚式
挙式と食事会(披露宴)をどちらも実施する親族婚の場合、費用相場は40万円~300万円です。
片方だけを実施する場合と同じく、挙式形式やゲストの人数によって、かかる費用は大きく変わっちゃいます★
また、挙式と食事会(披露宴)の両方を行うと、司会を依頼したり、装花や装飾、衣装にこだわったりと、支払う金額は高くなりがちです。
ただ、結婚式場によっては少人数に対応しているパッケージプランなどが用意されていることがあるので、利用するのもおすすめ!
衣装代についても要チェックです!
ドレス1着のレンタル相場は15〜30万円、タキシードは5〜10万円ほどかかることが多いんです。
「お色直しはなしでOK」というカップルなら、衣装1着で済ませるだけでも、費用がぐっと抑えられますよ♡
立てていた予算よりも、ぐっと費用を抑えられるかもしれません♡
フォトウエディングの形で行う結婚式
フォトウェディングの形で親族婚を実施する場合、費用相場は5万円~30万円。
挙式や食事会(披露宴)を行わず、衣装を身に着けて写真を撮影するというスタイルですね♡
費用は、撮影のカット数や衣装のレンタル料、ヘアメイク、小物類、撮影場所によって変わってきます。
撮影場所は大きく分けて、スタジオとロケーションの2種類♪
ロケーション撮影だと移動費や出張料などがかかる場合があり、スタジオ撮影より高め…。
一緒に撮影する家族・親族の衣装や着付けをお願いすると、その分の費用もかかります。
【ゲストの人数別】親族婚の費用相場

親族婚の費用相場に関わるもう一つの要素が、結婚式に招くゲストの人数です★
ゲストの人数を10人・20人・30人とおおまかに分けて、費用相場を表にしてみました。
ゲストの人数 |
費用相場 |
---|---|
10人 | 20万円~60万円 |
20人 | 60万円~100万円 |
30人 | 90万円~300万円 |
ここからは、人数別の費用相場について、もう少し詳しく見ていきましょう!
家族・親族のみ10人を招待する結婚式
親族婚に家族・親族のみ10人を招待する場合、費用相場は20万円~60万円です。
シンプルに挙式のみ行う場合は、引き出物もご祝儀もなしというケースもあるから、計算も簡単♪
食事会(披露宴)を実施する場合、ごく近しい親族はご祝儀も奮発することが多いので、引き出物も高めの予算を考えておいた方がよいかも!
家族・親族のみ20人を招待する結婚式
家族・親族を20人招く親族婚の場合、費用相場は60万円~100万円です。
ゲストが10人の場合より広めのスペースが必要なので、会場使用料がかかることも計算に入れておいて!
各テーブルに装花を飾ろうと思えば、その分の費用もかかってきちゃうんです…。
家族・親族と親しい友人の計30人を招待する結婚式
親族婚に家族・親族に加えて親しい友人も招く場合、合計30人程度として費用相場は90万円~300万円です。
親族婚といっても、一般的な結婚式に近いスタイルとなるから、より広いスペースのための会場使用料や装飾、装花などの費用がかかることも!
ケーキカットやお色直し、司会の依頼をすれば、その分予算も必要になっちゃうんですよね…。
親族婚は自己負担額が少なくて済む可能性が高い

親族婚は支払う費用を抑えられるだけでなく、自己負担額が少なくて済む可能性も高いんです♪
なぜかというと、結婚式ではゲストからのご祝儀が受け取れるため♡
ご祝儀の金額は、招待するゲストの関係性によっても違いますが、たとえば「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、全国平均では「ゲスト1人あたりのご祝償額」は約3万9500円となっています。
(これは、ご祝儀総額の平均205.6万円を、招待人数の平均52人で割って算出したものです♪)
調査によるご祝儀総額には、友人・親族・職場関係者などが含まれており、「親族のみ」の平均ではありませんが、一般的な友人の相場は2〜3万円、親族だと3万円〜10万円とされることが多いため、親族中心の結婚式では1人あたりのご祝償額が高めになる傾向があります♡
ということは、結婚式の費用からご祝償額を差し引いた自己負担額が、意外と少なくて済む、というわけです…!
たとえば、親族10名から5万円ずつご祝儀をいただいた場合、計50万円。
結婚式の費用が60万円なら、自己負担は10万円だけ♪
ただ、挙式のみの場合は引き出物を用意せず、ご祝儀もなしとするのが一般的…。
ご祝儀をいただく場合は、引き出物の用意がマナーとなりますが、親族のみで行う挙式では「ご祝儀辞退」の形をとるケースも増えています♪
その場合、招待状に「お気遣いなく」などの一文を添えると安心ですよ♡
ご祝儀を遠慮するなら、親族にも事前にきちんと伝えておいてくださいね!
親族婚で支払う費用を抑えるためのコツ

結婚式のスタイルやゲストの人数には譲れない点があるけれど、「なるべく費用を抑えられる方法があれば…」と考えている人も多いはず。
親族婚の費用を抑えるコツは、主に4つです!
- 結婚式の季節や日取りにこだわらない
- お色直しをせず衣装を1着に絞る
- 可能な範囲でDIYや持ち込みを行う
- 親族婚ならではのアットホームな演出にする
ここからは、4つのコツをそれぞれ詳しく見ていきましょう!
結婚式の季節や日取りにこだわらない
まず季節やお日柄にこだわらずに、結婚式の日程を決めるのが、費用を抑えるコツです。
季節のなかだと過ごしやすい春や秋は、やっぱり結婚式でも人気。
でも、夏や冬はオフシーズンにあたるため、結婚式場の料金も比較的安く設定されていたり、キャンペーンプランがあったりするんです♪
同じく、縁起のいい日や土日祝日は結婚式でよく選ばれているので、予約が少なめの仏滅や平日は割引料金になっていることも多いんですよ。
みんなが選びがちな季節や日取りをあえて避けることで、親族婚の費用を節約できちゃいます♡
ただし、急な予定変更に備えて、キャンセル料の発生タイミングも確認しておきましょう!
親族婚は日程の柔軟性があるぶん、日延べやキャンセルの相談もしやすいことが多いですが、契約内容によってはキャンセル料が早期に発生することも…。
費用を抑えたつもりが、思わぬ出費にならないように、事前の確認は忘れずに★
お色直しをせず衣装を1着に絞る
新郎新婦のお色直しをしないという選択も、親族婚の費用を抑えるポイントの一つ!
少人数で集まる親族婚は、家族や親族に感謝の気持ちを丁寧に伝えたり、ゆっくり語り合えたりするのがメリット★
お色直しのための中座をしなければ、和やかに過ごせる時間が増えますよ♪
特に衣装へのこだわりがなければ、気に入った1着だけに絞ると、レンタル料やヘアメイク代も少なくて済みます♡
可能な範囲でDIYや持ち込みを行う
親族婚の費用を抑えたいのなら、可能な範囲でDIYを取り入れたり、持ち込みをしたりする方法もあります♪
招待状や席札などのペーパーアイテムは、家族・親族のみの少人数なら手作りも簡単。
手書きでメッセ―ジを添えることも無理なくできるから、喜ばれますよ♡
自分たちらしさを出したウェルカムボードをDIYするのもおすすめ!
結婚式場によっては、持ち込み不可だったり、持ち込み料が1点500円〜5000円かかることも…。
あらかじめ持ち込み可の会場を探したり、DIYの予定を式場スタッフとすり合わせたりしておきましょう♪
親族婚ならではのアットホームな演出にする
華やかな演出よりも親族婚ならではのアットホームな演出を選んで行うのも、費用を抑えるコツ。
招くのが家族・親族のみだからといって、演出が少なすぎると「気まずいかも…」と心配になりますよね。
でも、大きな予算をかけなくても、家族や親族みんなが思わず笑顔になる演出はあるんです♪
演出内容を工夫して、費用を抑えつつも盛り上がる結婚式にしましょう!
費用をかけずに親族婚を盛り上げる演出

親族婚の演出は、参加するゲストが家族や親族のみだからこそ、盛り上がる内容を選びたいですよね。
費用をかけなくても親族婚を盛り上げられる演出として、おすすめなのは次の5つ♪
- 新郎新婦からそれぞれの親族を紹介
- 親族一人ひとりにもらう一言スピーチ
- 甥や姪のリングボーイ・リングガール
- フォトラウンド
- ゲスト全員で行う簡単なゲーム
ここからは、5つの演出の内容を紹介します!
新郎新婦からそれぞれの親族を紹介
新郎新婦自身の言葉で、それぞれの家族や親族を一人ずつ紹介していく演出です。
名前・関係性などのほか、印象に残っている思い出や人柄がわかるエピソードなどを交えながら話すと、温かな雰囲気になりますよ♡
親族一人ひとりにもらう一言スピーチ
ゲストにお願いして、一人ひとりに簡単な一言スピーチをしてもらう演出です。
スピーチが苦手な人には「新郎(新婦)はどんな人?」「新郎(新婦)と初めて会ったときの印象は?」などテーマや質問を投げかけるのもおすすめ!
甥や姪のリングボーイ・リングガール
挙式の際に、新郎新婦のところまで結婚指輪を届ける役割を子どもに担ってもらいます。
甥や姪などが担当することが多く、本人にとってもちょっとした晴れ舞台。
緊張しがちな挙式の雰囲気も、親族一同でほほえましく見守る空気になりやすいんです♪
フォトラウンド
フォトラウンドは、新郎新婦が各テーブルを回って、ゲストと一緒に写真を撮る演出。
フォトラウンドは、追加料金なしでOKな式場も多いんです♪
ゲスト全員と順番に撮っていくから「あの人と写真を撮っていなかった!」という後悔もなし。
それに、ゲスト一人ひとりとゆっくり話す機会にもなりますよ♡
ゲスト全員で行う簡単なゲーム
あらかじめ決めておいた簡単なゲームに、ゲスト全員に参加してもらう演出です。
ゲームの準備は、結婚式前日でも間に合う内容で♪
たとえば、新郎新婦のエピソードクイズなら準備も簡単♡
家族にも話していなかった内容をクイズにするのがポイントですよ★
費用相場を参考に自分たちの予算や希望に合う親族婚を挙げよう!

今回は、親族婚を選んだ場合にかかる費用の相場や、なるべく費用を抑えるコツ、おすすめ演出をお伝えしました。
親族婚を挙げる場合の費用相場は、それぞれが選ぶ結婚式のスタイルやゲストの人数の影響を受け、5万円~300万円とかなり広い幅があります。
とはいえ、一般的な結婚式に比較すると、かかる費用が少ない分、ご祝儀とのバランス次第で自己負担が軽くなるケースも多いんです♡
今回ご紹介した費用相場も参考にしながら、自分たちの予算や希望に合う結婚式の計画を立ててくださいね!
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