「盛大で儀式ばった結婚式は気が進まない」「結婚式の費用をなるべく抑えたい」…。
そんな気持ちから、親族婚に心惹かれている方もいるのではないでしょうか?
親族婚はゲストが身内だけに限られるので、アットホームな雰囲気のなか、自分たちの想いを言葉や形にしやすいのが魅力です♡
人数が少ないと気まずいかもという心配も、ポイントをしっかり押さえておけば大丈夫。
今回の記事では、親族婚を選ぶメリットやかかる費用、後悔しない結婚式にするためのポイントなどをお伝えします!
ぜひ参考にしてくださいね。
親族婚とは家族・親族のみで行う結婚式のこと
親族婚とは、結婚する二人の家族・親族のみにゲストとして参加してもらう結婚式のことです。
ゲストの例としては、両親やきょうだい、きょうだいの配偶者と甥・姪、そして祖父母やおじ・おば、いとこなど。
人数にすると10~30人ほどですが、どのあたりまで呼ぶかによっても変わってきますよね★
結婚式はこれまで、家族や親族のほか友人や職場の同僚・上司など大勢の関係者を招待して行うことが多く、一般的な結婚式の形とされてきました。
ただ、最近はコロナ禍の時期を経てきたこともあってか、結婚式の形もそれぞれの考え方やライフスタイルに合わせて選ぶというふうに多様化しています。
身内だけで実施する親族婚も、決して珍しくはないんですよ!!
結婚式に親族婚スタイルを選ぶメリットは主に4つ
一般的な結婚式ではなく、親族婚スタイルを選んで実施するメリットは、以下の4つがあります。
- 大切な家族・親族に向き合う時間がたくさん取れる
- 温かな空気感の中でリラックスしやすい
- 結婚式の準備にあまり負担がかからない
- 工夫次第で結婚式の費用を抑えることもできる
それぞれのメリットについて、見ていきましょう!
大切な家族・親族に向き合う時間がたくさん取れる
結婚式を通して大切な家族・親族に向き合う時間がたくさん取れることは、親族婚の大きなメリットです。
親族婚は一般的な結婚式と比べるとゆとりのある進行にできるため、挙式・食事会(披露宴)の流れの中で一人ひとりのゲストとゆっくり会話をする時間が持てるのが魅力♡
また、人数やスペースが小規模となる親族婚なら、新郎新婦とゲスト全員との位置が物理的に近いので、どの相手ともコミュニケーションを取りやすいですよね。
家族や親族への想いやこれまでの感謝を伝えるのに、絶好の機会となるのではないでしょうか?
温かな空気感の中でリラックスしやすい
親族婚では温かな空気感の中でリラックスして結婚式に臨めるのもメリットです。
親族婚のゲストは基本的によく見知った近しい身内のみなので、アットホームな雰囲気になりやすいんです♪
幅広くさまざまな関係者を招待する結婚式の場合、相手によっては気を遣ったり、儀礼的な挨拶に緊張したり…。
特に堅苦しいスタイルや大勢の人が苦手なタイプだと、せっかくの結婚式なのに楽しめないかもしれません。
親族婚なら必要以上に緊張せずに済むため、結婚式という唯一無二の日を存分に楽しめます♡
結婚式の準備にあまり負担がかからない
ゲストが少人数の親族婚では、結婚式の準備をするのにあまり負担がかからず、サクサク進められるのもメリットです。
結婚式を挙げる際には、以下のような準備が必要です。
- 招待状の手配や送付
- 席次表の作成
- 受付や余興の依頼
- 演出内容・料理・引き出物の選定
ゲストの人数が少ないと、単純に手間数が減らせますよね★
それだけでなく、受付や余興などが必要ないと思えば、依頼の連絡も省略できちゃいます。
たくさんの人が集まる結婚式では、席次や料理の内容を決める際もあれこれ配慮をして頭を悩ませるもの…。
その点、親族婚なら関係性や好みも把握しやすく、気持ちも楽に準備を整えていけますよ♪
工夫次第で結婚式の費用を抑えることもできる
親族婚は、工夫次第で結婚式の費用を抑えられるのもメリットです。
そもそも人数自体が少ないので、料理や飲み物分の出費を抑えられます。
装飾や演出も、スペースや人数に応じたものを用意すればOKです。
手作りしようと思えば無理なくできるので、ペーパーアイテムなどを工夫して節約してもいいですよね♪
もちろん、自分たちがこだわりたいところには予算を割くのも自由!
上手に予算を配分すれば、費用を抑えながらも理想の結婚式が挙げられますよ♡
親族婚にかかる費用の目安はどれくらい?
親族婚を検討している方にとって、気になるのが費用ではないでしょうか?
親族婚は大きく3つのスタイルに分けられ、それぞれでコストも違ってきます。
親族婚のスタイル | 費用相場 |
挙式だけを行う場合 | 10~40万円 |
食事会(披露宴)だけを行う場合 | 20~150万円 |
挙式と食事会(披露宴)を行う場合 | 30~200万円 |
費用の中でも挙式料や衣装代、撮影費などはゲストの人数に左右されないので、一般的な結婚式も親族婚もそう変わりません!
一方、料理・飲み物・招待状・引き出物などにかかる費用は、ゲストの人数に影響を受けます。
ゲストの人数の少ない親族婚は、その分費用を抑えやすいというわけです♪
親族婚を選んで後悔なし!思い出深い結婚式にするためのポイント
「親族婚を選んでよかった」と思える結婚式にするためには、知っておきたいポイントがあります。
以下の3つのポイントを押さえて、計画を立てていきましょう!
- 家族・親族の人数に対し、適切な規模の会場で実施する
- ゲスト同士がコミュニケーションを取りやすい席次にする
- 演出を省略しすぎず、自分たちらしいものを取り入れる
それぞれ詳しく解説します。
家族・親族の人数に対し、適切な規模の会場で実施する
親族婚の会場は、招待する家族・親族の人数を考えたうえで、ほどよいスペースを選ぶようにしてくださいね★
一般的な結婚式の感覚で広すぎる会場を選んでしまうと、当日はがらんとして見える空間に…。
親しい人たちの集まりだとしても寂しい印象は否めません。
とはいえ、逆にスペースが狭すぎると、圧迫感から落ち着かない気分になってしまうことがあるので注意が必要です。
ゲストの人数についてある程度見通しが立ってから、適切な規模の会場を検討するようにしましょう!
ゲスト同士がコミュニケーションを取りやすい席次にする
親族婚の席次は、ゲスト同士がコミュニケーションを取りやすいように決めていくのがポイントです。
親族・家族の人数が少ない親族婚の場合は、みんなが同じテーブルに着くスタイルも可能!
互いに会話を弾ませたり、演出を時間差なく楽しんだり、和気あいあいとした時間を過ごせますよ。
親族・家族の人数がやや多い場合は、複数の円テーブルを使うスタイルもいいですね。
席次のルールを踏まえながら、それぞれの年代や関係性を考えて、どのゲストも居心地よく過ごせるような配置にしましょう。
悩んだときは両親に相談するのもおすすめです!
演出を省略しすぎず、自分たちらしいものを取り入れる
親族婚だからといって演出を省略しすぎないことも、思い出深い結婚式にするための大事なポイント!
ゲストが親族や家族のみだと、「一般的な結婚式のような大がかりな演出はふさわしくない」と感じるのは確かです。
かといって、結婚式らしい演出が何もないと、盛り上がりに欠けることも…。
通常の食事会と変わらない印象のまま、終わってしまうかもしれませんよね。
そこで、自分たちらしいすてきな演出を適度に取り入れるのがおすすめです♡
演出次第でメリハリも付けられ、ゲストにも印象深い結婚式となりますよ★
親族婚だからこそ盛り上がる!結婚式に取り入れたい演出例
ここでは、親族婚にピッタリの演出例を簡単に紹介します!
ゲストが家族・親族のみだからこそ盛り上がりも大きくなる演出ばかりなので、ぜひ検討してみてくださいね。
演出例 | 内容 |
リングボーイ・リングガール・リングペット | 挙式の際に結婚指輪を子どもやペットが新郎新婦の元へ運んでいく 甥・姪、家族の一員であるペットの活躍に、雰囲気もなごみやすい |
こだわりの料理(オリジナル・手作り) | 料理の内容にこだわってオリジナルや手作りにする たとえば、二人の地元の食材・郷土料理・得意料理・地酒など |
ウエディングケーキのデコレーションとサーブ | シンプルなケーキにゲスト全員でクリームやフルーツなどを飾っていく 完成したウエディングケーキを切り分け、新郎新婦がサーブする |
ユニティキャンドル | 新郎新婦がそれぞれの家の火を合わせて同じキャンドルに灯す 新しい家族の誕生を示すという、神妙なワンシーンを生むセレモニー |
新郎新婦による親族紹介 | 新郎新婦が自分の言葉でゲストを一人ずつ紹介していく 具体的なエピソードや人柄が伝わる内容にすると、アットホームな空気感になる |
ゲスト一人ひとりの一言スピーチ | すべてのゲストに一人一言ずつのスピーチをしてもらう 一言スピーチはあらかじめ招待状などで依頼しておく |
親族婚を検討している方によくある質問
最後に、親族婚を検討している方によくある質問にお答えします!
親族婚に関して疑問があるなら、早めに解決しておきましょう。
親族婚は気まずい?
「親族・家族だけが顔を合わせる親族婚で気まずい雰囲気になったらどうしよう…。」と不安に思っている方もいるでしょう。
しかし、会場スペースや席次、演出などのポイントを押さえておけば、気まずいシーンも避けられます。
親族婚の準備期間はどのくらい?
親族や家族のみがゲストの少人数の結婚式では、準備に必要な期間は3か月ほど。
一般的な結婚式では6~8か月必要といわれているので、準備期間を短縮できることになりますね♪
ただし、内容をシンプルにすればもっと短縮でき、逆に会場や演出などにこだわって長くかかるケースもあります。
親族婚の流れは一般的な結婚式と違うの?
親族婚の流れは、一般的な結婚式とそう変わりません。
まず挙式を行い、その後食事会(披露宴)に移ります。
余興や演出の一部を省略したり、内容を絞ったりすることはあるかもしれませんが、基本的な流れは同様です。
親族婚の場合、司会はどうすればいいの?
ゲストがごく少数なら司会なしでもOKですが、親族婚でも結婚式らしさを出したいなら司会ありのほうがおすすめです。
親族婚の司会者として、以下の選択肢があります。
- プロに依頼する
- 新郎新婦自身が行う
- 家族か親族に担ってもらう
思い描いている結婚式の雰囲気やゲストの人数によって、どの方法を取るか決めていくといいですね。
親族婚では引き出物を用意する必要はある?
親族婚でも一般的な結婚式と同じく、ご祝儀をいただくケースでは引き出物を用意しましょう。
両親に対しても、ゲストとして結婚式に呼ぶ場合は引き出物を渡します。
ただし、両親が結婚式の費用を持つ主催者側として参加する場合は、両親への引き出物はなしでOKです。
親族婚で大切な家族・親族を笑顔に!自分たちらしい結婚式を挙げよう!
準備をスピーディーに進められたり、費用を抑える余地があったりと、メリットも多い親族婚。
後悔のない結婚式にするためには、会場や席次、演出などのポイントを押さえて計画を立てることが大切です♡
自分たちはもちろん、家族や親族も笑顔にできる結婚式にできるといいですね!
静岡の森の中にある「サンタ・アムール エテルニテ」は、親族婚にも対応している結婚式場です。
緑豊かな自然の景観が広がる庭園や施設を貸切にできるので、家族・親族にも特別な1日を過ごしてもらえます。
ぜひ「サンタ・アムール エテルニテ」で、自分たちも大切な人たちもとびっきりの笑顔になれる親族婚を叶えてみませんか?